ブログトップ

北陸民放クラブ・石川ブログ

minpoishi.exblog.jp

北陸民放クラブ石川のブログです。

能登の奇祭・お熊甲祭り拝観

   能登の奇祭・お熊甲祭り拝観

                  ~平成20年9月~

北陸民放クラブ・石川の秋企画「能登の奇祭・お熊甲(くまかぶと)祭り拝観」は23人が参加するバスツアーとなりました。当日9月20日(土)は台風13号の接近で天候が危ぶまれましたが、なんと!曇り時々晴れの祭り日和。

c0163618_12474083.jpg











午前9時すぎ金沢駅を出発したバスは、先ず平家重臣の末裔といわれ、のちに天領大庄屋として能登地方の民政にあたった「平(たいら)家」の邸宅や庭園を訪れました。
c0163618_19225570.jpg


6千坪という広大な敷地に江戸時代前期から後期にかけて作られた庭園には六地蔵が刻まれた石灯籠があり、その土台石を石で叩くと何故か「カーン」という音が辺りに響き渡る不思議な体験をしました。
c0163618_11523348.jpg

平家庭園


c0163618_11544456.jpg

能登巌門


能登巌門で昼食を取ったあと、いよいよ七尾市中島町の国指定重要無形民俗文化財「お熊甲祭り」へ。

お熊甲祭りの見どころは、天狗面をつけ大陸文化を漂わせた衣装を身に付けた猿田彦と20人から30人の若者が「オイサー!オイサー!」と掛け声をかけながら担ぐ高さ20メートル余りの深紅の枠旗です。
c0163618_1344619.jpg


「カンカンカンカン・ドンドンドン」という鉦と太鼓だけの素朴なリズムに合わせて、今年は17集落の猿田彦が舞いながら、それぞれのお神輿や大枠旗を久麻加夫都阿良加志比古(くまかぶとあらかしひこ)神社へ先導、町内は熱気を帯びてきます。
c0163618_11361022.jpg

猿田彦が舞う


c0163618_19255714.jpg


c0163618_19271515.jpg


c0163618_12492337.jpg


c0163618_19274585.jpg


神社から最終集結地までの道中は休憩しながらの進行で、枠旗の担ぎ手の中には体力消耗とお神酒のせいか道路で横になる若者もいます。
c0163618_1924320.jpg


そして集結地点では枠旗を地面すれすれに倒し、女性の髪形を乱したことから「島田くずし」と呼ばれる大技が披露され見物客から拍手が送られていました。
c0163618_1134289.jpg

「島田くずし」


もっともスレスレを通り越して倒れてしまう枠旗や腰砕けになる若者がありましたが、それはご愛嬌。

2本の枠旗が交叉する「島田くずし」には、われわれ「北陸民放クラブ石川」一行からも一段と大きな拍手が沸きました。
c0163618_1131568.jpg


地元の人の話によると枠旗には羅紗を使用しており、以前より小型になったとのこと。しかし、勇壮な枠旗の動きと集落ごとに異なる文字が書かれた枠旗は味わいあるものでした。いわく「和気兆豊年」「萬象帯晴暉」「威福服人心」・・・。我々にも幸せを分け与えてくるような素朴で勇壮な能登の祭りでした。                            (広報担当 牧野 宏)

c0163618_11351265.jpg

[PR]
by minpoishikawa | 2008-09-24 13:14 | 同好会 | Trackback(2) | Comments(0)
トラックバックURL : https://minpoishi.exblog.jp/tb/9775638
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 金沢発ときめき浪漫 at 2008-09-24 13:10
タイトル : 能登中島のお熊甲祭(1)
かつての職場の退職者の集まりで、能登中島のお熊甲祭を見るツアーに参加しました。 お熊甲祭は、七尾市中島町にある久麻加夫都阿良加志比古神社(くまかぶとあらかしひこ)のお祭りで、毎年9月20日に行われることから「二十日祭」あるいは、「枠旗祭」とも呼ばれます。国の重要無形民俗文化財です。 能登巌門などに立ち寄ったあと行ったので、現地に到着すると、神輿や枠旗が神社から加茂原に向かうところでした。 はるか昔、朝鮮半島からの渡来人がさかのぼってきたといわれる熊木川。 「熊木」(くまき)は「...... more
Tracked from 金沢発ときめき浪漫 at 2008-09-24 13:10
タイトル : 能登中島のお熊甲祭(2)
能登中島の久麻加夫都阿良加志比古神社に古くから伝わる国指定民俗文化財のお熊甲祭。 猿田彦を先導役に、神社を出て、渡御してきた神輿と枠旗は、やがてお旅所である加茂原に到着します。 ここでは、祭りのよびものの一つ「島田くずし」が演じられるのです。 次々と加茂原に入る神輿と枠旗。 祭りの主役、猿田彦。 「島田くずし」に入る。 見物していた女性の島田髪にふれるぎりぎりまで、枠旗を倒して技を競ったところから、「島田くずし」と呼ばれたものらしい。 枠旗をク...... more